この本は会話形式で暗号資産の仕組みが分かりやすく書かれています。
会話は投資初心者の生徒とCOIN CATS(暗号資産の情報をYoutubeで発信する3人組)の
やりとりでテンポよく進んでいきます。
生徒に感情移入しながら読むことができるのでサクサク読めます。
また暗号資産の仕組みを理解できるだけでなく口座開設や注文の仕方も理解できるので
暗号資産を始める準備ができます。
私もこの本を読むことで暗号資産について理解が深まり安心して始めることができました。
この記事を読んで暗号資産を始めるきっかけにしましょう!
暗号資産って何?
暗号資産とはインターネットで取引される形のないお金です。
と聞いてもピンとこないですよね。
まずは暗号資産の魅力を3つ解説します。
①世界中で使えること
②銀行口座がなくても使えること
③送金手数料が安いこと
実は世界の3分の1の成人は銀行口座を持っていません。
日本では銀行口座を作れない、送金できなくて困るという経験は少ないですが
海外ではこのような経験をする人が多くいます。
また、銀行を介した海外送金と比較しても暗号資産はスピーディーに
送金できるメリットがあります。
そのため、今後は世界共通のお金として暗号資産の需要が高まると考えられます。
他にも暗号資産が注目される理由としては信頼性の高い取引を可能とする
ブロックチェーン技術が非常に優れているためです。
この技術を使って新しいサービスが生まれ世界・社会が良くなることへの期待から
暗号資産が注目されています。
まずはビットコインとイーサリアムを買う
暗号資産の代表的なものにビットコインとイーサリアムがあります。
それぞれ解説していきます。
まずビットコインは2009年に謎の人物「サトシ・ナカモト」という人の論文をもとに誕生し
ある決まったプログラムに沿って発行されています。
ちなみにビットコインの発行量は2100万枚つまり2100万BTCまでです。
日本の紙幣は中央銀行の判断で発行されますがビットコインはあらかじめ発行量が決められており
価値が上がっていく可能性が高いです。
これは銀行などの中央機関が関与する必要がない「新しいお金のあり方」を目指しています。
続いてイーサリアムはビットコインと異なる意味で世界に革命をもたらすような暗号資産です。
イーサリアムはヴィタリック・ブテリンという人物によって開発されました。
その特徴はイーサリアムを基盤として様々なサービスを作ったり使ったりできる点にあります。
つまりイーサリアムは「プラットフォーム」の役割を果たす暗号資産です。
プラットフォームとはそのサービスを使う上で必要になるもの、土台となるものです。
サービスを使ったりコインを移動する時には手数料としてイーサリアム(ETH)が必要となります。
そしてビットコインとイーサリアムという性質の異なる2つの暗号資産に投資することで
分散投資することができます。
この2つの暗号資産は異なる動き方をする傾向もあり、いずれかに集中して投資するよりは
分散させた方がリスクを抑えることができます。
買い方としては月に1回、決まった金額で定期的に積み立てしていきます。
私は毎月1回ビットコインとイーサリアムをそれぞれ5000円ずつ買うことにしています。
まずは少額から始め値動きに慣れてきたら買い増ししていくようにしましょう!
国内の取引所であるビットフライヤーやコインチェック、GMOコインなどは
設定しておけば毎月自動的に買い付けてくれるサービスがあり楽です。
基本はビットコインとイーサリアムを定期的に買って長期で保有することを意識して
暗号資産を始めてみましょう!
実践編 口座開設をして売買、送金する
暗号資産は証券会社ではなく取引所で買うことができます。
初心者にも使いやすくてオススメなのがビットフライヤー、コインチェック、GMOコインです。
ちなみに口座開設は無料で自分の写っている本人確認資料があれば簡単にできます。
口座開設の方法については別の記事で紹介します。(少々お待ちください。)
取引所で開設した口座への入金方法には
①自身の銀行口座から取引所の自分の口座に振り込む
②コンビニから取引所の口座に振り込む
③クイック入金(インターネットバンキングで自身の銀行口座から入金)
という3つの方法があります。
クイック入金は365日24時間いつでも入金できます。
暗号資産を買う場所の総称は「取引所」と呼ばれていますが
その中には「販売所」と「取引所」があります。
販売所とはお店で販売されているものを買うイメージです。
一方、取引所では利用者の間で売りたい人と買いたい人が取引する買い方です。
一般的に取引所の方が売買コストが安いので取引所を使います。
加えて取引所では「成行注文」と「指値注文」という2種類の取引方法があります。
成行注文とは市場の状況によってついた価格で売買すること、指値注文とは売買したい価格
を指定して注文を出しその価格になったら売買が成立する仕組みです。
まずは成行注文で売買を行い、売買に慣れてきたら指値注文を検討することをオススメします。
その他、暗号資産の買い方の詳細やワンランク上の投資術が知りたい方は
書籍を購入してみて下さい。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今回は世界一やさしい暗号資産の教科書という書籍を紹介しました。
暗号資産ではブロックチェーンという技術を用いており信頼性の高い取引が可能です。
暗号資産で代表的なものにビットコインとイーサリアムがあります。
そして口座開設から買い方までの概要を知ることで暗号資産への投資を始める
準備ができたのではないでしょうか。
書籍を読んで理解を深め暗号資産を始めてみましょう!
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